5月7日(火)
農家のこせがれネットワークの脇坂さんが主宰する「バーチャルラボ」に参加しました。 バーチャルラボは、生産者と加工事業者、デザイナーが連携して「売れる」商品づくりをしていく取り組み。震災支援ということもあり、宮城のこせがれとその商材を最初の対象として昨年度スタートしました。 第1弾として、竹鶏物語の卵とお米クリエイター佐藤裕貴君のさらさら米粉を使った「カスタードフォンデュ」が出来上がりました! 下が商品やパンフレットの写真。 鶏のイラストやパッケージのデザインが可愛らしく、またほかにはない感じでとっても良いですよね! パンフの中にはしっかり竹鶏・志村兄弟の写真も入って、こせがれ商品らしさが出ています。 中身は、カスタードとプレーンのシフォンケーキ。カスタードにもケーキにも小麦粉ではなく米粉100パーセントを使っています。添加物は入っていません。 食材選びから味、デザインまで、「食材や健康にちょっと気を使っている女性が、仕事帰りにちょっとしたご褒美として手に取るデザート♪」というコンセプトなんだそうです。 お味はですね~。カスタードは卵の風味が生きていて、フワッとした口どけのケーキにぴったり。カスタードがたっぷり入っているので、ケーキを食べつくした後は果物などに付けて食べても楽しめそうです。 商品は竹鶏さんや裕貴君のところで密かに(盛大に?)販売され始めました。これからギフト商品も作ったうえで、いろいろなところに売り込みに行くのだそう。わたしもわずかながらお手伝いさせていただきたいと思っています。 さらに、バーチャルラボはほかのこせがれたちの食材を使った第2弾、第3弾の商品開発も進めています。使う食材が変われば、加工事業者などのかかわる人が変わってくるのもすごいところ。脇坂さんがネットワークをフルに生かして各地の専門家を連れてきてくれているんです。 さらにこの取り組みが良いなあと思うところは、農家さんの利益をきちんと確保する・上げるために、関係者がみんな当事者として本気で開発しよう。みんなで売っていこう。それでそれぞれが利益をあげていく仕組みにしよう。という点。 農業の6次産業化ってよく言われていますが、生産者である農家が生産から加工、流通販売まですべて単独でやるのは難しい。川下に行くほど専門家に頼ることが増えるわけですが、そこでコストがかかってしまい、利益を出せなくなってしまう・・・というジレンマがあります。 ラボでは、そうならないように、でもみんな自分の利益は自分で確保しましょう。というスタンス。潔くて良いと思います。 宮城と東京で距離もあるため、作業は容易じゃありません。気合を入れてやらないと、開発なんて続かないだろうなあと思います。 それでも、「やってみたい!」という生産者がいたら、「一緒に考えてみましょう」(脇坂さん)とのこと。これを読んで関心が出てきたら、鈴木に声をかけてください。 カスタードフォンデュも、どこかで見かけたら手にとってみてくださいね!
by michiyocafe
| 2013-05-20 00:38
| こせがれ
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